人って単調であるより、ある程度の刺激がある方が心地よく感じますね。音楽でも同じ音が延々と続くと苦痛になると思います。ちょこっとだけ作曲みたいなことをやってみようとした時に勉強したのが、ベースは不安定と安定の移り変わりをコントロールすること。地味なパートに見えて、これが意外と影響が大きいです。
僕の飛行機動画の場合、BGMをつけることが多いですが、それは音楽の力を借りて、波をつけるためです。
千里川土手で撮った映像でいえば、大型機の着陸をセンター付近で180度パンしたり、どアップで振り下ろしながらフォローするとど派手な映像になりますが、延々と続くと単調になってしまいます。小型機のA滑走路降りなども混ぜることで、ど派手な部分との格差ができます。そうして、波を付けています。
BGMを音楽でいうベースにして、映像をメロディーにする感じで進行させていく編集を構成すると上手くいく感じがします。音楽の盛り上がりに合わせて映像も盛り上げる感じです。
波が心地よい感じの作品に仕上げてくれます。
以上、最近考えていることでした。